
2003.9.28 アマネ3rdCDリリース!
一.新調 天誅音頭 -エッサー大和-
二.大和五條 天誅音頭[原曲A]
三.大和五條 天誅音頭[原曲B]
四.新調 天誅音頭 -エッサー大和-[唄なし]
DR-0004 \1,000
制作・販売 Office Dew
「新調 天誅音頭 -エッサー大和-」
アマネ 編曲・演奏
喜多充: 唄、弦物
石田久美子: 唄
薫: 叩物、鳴物
掛声
喜多充[アマネ]、石田久美子[アマネ]、薫[アマネ]、チヤコ[さぼみゅ〜る]、平間聡子ちゃむ
川村友葵[Big×Band]、西田歩[Big×Band]、岩堀早希子[Big×Band]、すのう
ウタカチヨコ[ハミ〜ズ]、マイクマチカ[ハミ〜ズ]、川島菜江、石橋春乃、森本真代
工藤敦子、田口哲夫、後藤大樹、伊井久美子、日出、吉川繁晴、堀啓輔、せつ
人は、歴史を後世に伝える使命がある。
世界中の様々な場所で、様々なことが日々起こり続けている。
歴史は、何かが行われただけでは成立しない。
そこには必ず口承したり、記すことで、
後に残ってゆかなければ、
そして後の者が興味を持たなければ、
どんなに大きな出来事でも埋没してしまう。
天誅組も、その中の一つであろう。
天誅音頭も、また然り。
9月28日に行われる、天誅組140年記念イベントに合わせて、
この度、奈良・五條に存在していた「天誅音頭」を、
アマネが新録してCD化することが決定。
アマネは、地元でも若い人は知らなくなったこの楽曲を、
50年後、100年後まで色褪せない楽曲にすることを約束。
今後は「エッサー大和」の呼び名のもとに、
盆踊り、自治体、学校行事など、
広く普及していく予定である。
アマネはこの出来事を、唄でもって後世に残そうと、
このプロジェクトの制作を引き受けた。

五條にも3枚しか現存していない、1960年にプレスされた「天誅音頭」のレコード。
しかもSP盤!これをアマネが歌い上げる!!
弾む新調天誅音頭 志士の心意気表現
(6/21奈良新聞の記事より )
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明治維新のさきがけといわれる天誅組が倒幕挙兵した五条市の郷土舞踊「天誅音頭」の現代版がこのほど、市民によって新たにつくられた。新調天誅音頭「エッサー大和」と名付けられ、九月二十八日の天誅組百四十年記念イベントで披露に向けて練習を開始した。
天誅音頭は「大和心をたたえてともに 天誅音頭でいざひと踊り」のフレーズで始まり、天誅組が幕府代官所を襲撃し、市内で新政府を打ち立てた様子を歌いながら、男は太刀踊り、女は手踊りで踊る。発祥はさだかではないが、
四十年以上前から市民の間で踊り継がれてきたという。大阪万博(昭和四十五年)やシルクロード博(同六十三年)などでも発表された。
この音頭を使って「現代っ子にも親しみやすいダンスパフォーマンスができないか」と考えたのが、地元商店街の若手ら。大阪のバンド『アマネ』の協力で、テンポを速めてアレンジを加えた新調天誅音頭「エッサー大和」が生まれた。
振り付けは同市田園、自営業小松博子さん(五四)が担当。数年前から各地の大会に参加し、これが創作四作目という小松さんは「和風を基本に、志士の心意気を表現する男っぽさを出した。新しい踊りの勢いを盛り上げたい」と意気込んでいる。
このほど駅前広場で行った公開練習は、駅の利用者が思わず立ち止まって見学するほどの熱気でスタート。今後も定期的に練習し、九月二十八日、市立五条小学校のステージで披露するほか、市内を練り歩く時代行列を後方で盛り立てる。イベントには元祖天誅音頭ももちろん参加。伝統の音頭と現代の競演も楽しみ。
エッサー大和は小中学生の踊り手も増やしていく予定。問い合わせは吉川繁晴さん、電話07472(3)5601。
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レコーディング、その前に・・・。
怒涛の8月を終え、一休みしたいなぁという思いも儚く散り、
先ずは荒神山ロックフェス終わりの9/1〜2の二日間でジャケット制作。
題字はもちろん「理」でお馴染み、野口彊目先生。
いつもいい字を書いてくださる。
「野性的で、鋭くて、力強くて、男らしい」という注文に、
それ以上のもので応えてくださった。
感動のあまり、今回もアマネの写真をジャケットに入れないCDを作ってしまった・・・。
この二日間は、過去三作も強力なタッグを組ませていただいた
Qve Design Communicationの高橋守氏とべったり。
パソコンが2台並んだ机で、左は高橋氏、右は唄屋で作業を進めた。
相変わらず高橋氏の作業は速くて正確だ。
こう何度もタッグを組ませていただいてると話が早い。
「喜多さん、ここ○○しますよね」だって。
そうそう、大当たり!僕のことわかってはりますねぇ。
そんなわけで、収録もしていないうちに素晴らしいジャケ&ブックができてしまった。
アマネのウサギちゃんマーク、カワイイっ!!
9/4(木)レコーディング1日目 at STUDIO KISS
photo:setsu
リニューアルオープンしたStudio KISS、
今回もこちらでお世話になる。
木村氏・上山氏の技術と人間性は、
そうそう他で見つかるわけもない。
それに甘えてしまったか、
唄屋は1時間の大遅刻。
いやぁ、マジで忙しすぎます。ごめんなさい。
でも今回は時間的にかなりの余裕がある。
なにせ、一曲しか録らないわけだから。
新しいスタジオは広くていい!
ブースのソファもいい!
というわけで、先ずは薫のリズム録りからスタート。
「和太鼓にはかなわないけど、和太鼓ではないリズムにしたい」、
こんな思いで組まれた今回の薫セット。
音頭なのに音頭っぽくない、
その辺りはこの叩物のせいかもしれない。
ギターは12弦ギター、
ウサギちゃんは収録向きではないので今回はスタッフォード。
久々に登場できて喜んでいるはず。
唄、コーラス、鳴物を録って本日は終了!
ここまでできればもうできたも同然だね。
次は掛声の収録だ!
9/7(日)レコーディング2日目 at STUDIO KISS
photo:setsu
アマネと親交の深い方、ファンの方など総勢20名ほどが、
当サイトやメールで告知していたコーラス隊にご応募くださった。
こんなにたくさんの人と一緒に録音するのは初めて。
遠くは滋賀や奈良からも駆けつけてくださり、
大変貴重な体験をさせていただいた。
原曲を聴き、アマネバージョンをどうやって作ろうか編曲作業を進めていた時、
「やっぱり大勢の迫力のある声がほしいなぁ」と思った。
想像は簡単だが、
よくこれだけの人が集まってくれたものだ。
しかしながら全く知らない唄を、
その場で聴いてもらいその場で歌ってもらうのは実に難しい。
やっていただく方同士も知り合いじゃない方がほとんど。
息を合わせるって、本当に大変なことだなぁ、と改めて感じた。
それでも全員で歌ったり、女性だけ、男性だけと繰り返していくと、
だんだん「エッサーエッサー」が板についてきたみたい・・・。
みなさん、本当にありがとうございました!
収録も全て終わったので一旦解散し、
ミックスの作業に入る。
元気な皆さんの声が入ってることで、僕自身は非常に楽しかったが、
やはり声と手拍子がバラバラで、修正作業をしていただいた木村氏にはかなりご苦労をかけた。
ミックスが終わると、マスタリング作業のある唄屋を残し、
最後まで待ってくれた方と居酒屋に移動。
レコーディング打ち上げと、一日遅れの石田久美子の誕生日会を行った。
宴会が終わった同じ頃に、遂にマスターが完成。
おいしい酒は飲めなかったけど、いい作品ができたよ!
改めて今回の制作にご参加いただいた皆さん、
また差し入れ等をいただいた皆さん、
本当にありがとうございました!!
CDの完成、待っててねー!!
9/28(日)奈良五條・五條小学校
「天誅組140年記念フェスティバル」
photo:setsu
遂にやってまいりました、「天誅組140年記念フェスティバル」。
CD制作は困難を極めたが、
本当に大変なのは本番当日、この日なのである。
朝は6時に電車に飛び乗り、一路大和五條へ。
奈良県だというのに、一度和歌山の橋本駅まで行き、
それから五條市に入る。
現地8時集合ということで、朝からえらいこっちゃ。
メンバーはみんな睡眠時間1〜2時間。
晴れはいいが暑くなったら最後までもたないぞー・・・。
五條小学校の校庭ではリハーサルの準備が進まない。
8時から来ているのに、9時になってもPAが仕上がらない。
途中でブレーカーが落ちたりなんだかんだして、
仕上がったのは何と開演の10時20分前。
うー、、、まだ踊りの「大和スピリッツ」と一度も合わせていないのに。
とりあえず「大和スピリッツ」とは最後のキメの部分だけ確認し、
ぶっつけ本番ということでステージを明け渡した。
衣装に着替える。
おめでたいことなだけにアマネは和正装である。
年に数回しか着れないし、
やはり身の引き締まる思いがする。
唄屋姉のお陰で何とか着付けられた。
襟元のジャイアンツカラーは拒否したが、
タイガースカラーもないそうなので諦める。
開会後、鉄砲隊などの披露があり、
正午に「新調 天誅音頭 -エッサー大和-」を初披露した。
リハなしで「大和スピリッツ」との初共演が初披露となった。
雄大な山々を臨み、僕らの生演奏に合わせて踊られるエッサー大和は快感だった。
「大和スピリッツ」の方々も普段のCDでの練習とは違った楽曲に、
やはりいきいき踊られていたように感じた。
初共演も何とか盛大な拍手をいただき終了する。
今日はあと3回の演奏予定。うわぁ大変。
一回目の演奏が終わると、先ずは奈良テレビのインタビュー。
インタビューなど予想もしていなかっただけに、
当初は驚いていたが、徐々に今回の楽曲発表の事の重大さを感じてきた。
天誅組もすごいが、この歴史に残そうとする取り組みもすごいよなぁ、なんて、
これまでの制作過程を色々と振り返ってみたりした。
こんなプロジェクトをやるバンド、
なかなかいないよなぁ、なんて自負してみたりもした。
一時間も経たないうちにNHKの生放送がスタートした。
ここで2度目の演奏。
生放送って大変だし、面倒くさいなぁ。
放送のことはよくわかっているつもりだが、
気分よく歌っているのを止められるのはつらい。
まぁこれもより多くの方に知っていただく為、
フルコーラスで歌えないのは我慢しよう。
生放送中に3度目の演奏。
仮装行列が校庭を出て行く際のBGMは生演奏だ。
なんて贅沢な!
確かにCDよりも生演奏で歩き出す方が元気があっていい。
行列の説明のMCがかぶってくるのは少々歌いづらくさせたが、
NHKの生中継もここで無事終了。
いやぁ、お疲れ様でした。なんて言ってる余裕もなく、
演奏後の片付けもできないまま、行列の最後尾を追いかけ合流。
約90分のパレードに参加した。もちろん徒歩。あー、忙しい!
行列は大爆音で軽トラから「新調 〜」を流しての五條の町練り歩き。
「大和スピリッツ」はちょっと広い場所を見つけると、
すぐさま踊りだした。
沿道の住民の方からも拍手が沸き起こる。
うれしいなぁ。
唄屋は歩きながらもインタビュー攻め。
だんだんと行列からは取り残されるし、
だんだんと質問の内容は深まっていくし、
だんだんと雪駄で歩く足は疲れてくるし、
質問されている間でも、
もう若くないのかなぁ、なんて気になってしょうがなかった。
五条駅に着くとそこは人だかり。
正調の踊りも新調の踊りも披露された。
どちらも素晴らしい。
正調の踊りは、「大和スピリッツ」が新調を発表するからということで、
急遽人員を増やし、猛特訓したらしい。
今回のアマネのプロジェクトは、
様々な方面に渡って活気付けることができたということになる。
正調もいい、新調もいい、いろんな方が天誅組を知り、
大切に守っていきたいという気持ちが生まれれば、
どちらが優れているとか、どちら派ということはどうでもよくなる。
街が元気になればいいことなのだ。
なんてことを熱弁させていただいた。
長いパレードから小学校へ戻り、
最後のステージの準備を行う。
衣装を普段のスタイルに変更し、
アマネのライブを行う。
「新調 〜」を歌うアマネは、
普段どんな演奏をしているのかを観ていただく、
いい機会となった。
演奏曲目
1.少女
2.原点
3.DREAMER
4.新調 天誅音頭 -エッサー大和-
もちろん最後に「新調 〜」。
今日4度目の演奏である。
最後の「大和スピリッツ」とのセッションは感慨深かった。
やれるだけのことはやったなぁ、
って思いながら歌い終えた。
いやぁ、本当に暑い熱い一日だった。
アマネが放った「新調 〜」がこれから五條で育てられていく。
まだまだこの歴史は始まったばかり。
天誅組は140年だけど、
この曲も何百年と歌い継がれていくとうれしいなぁ。
音楽というものに携われて、CDという時代に生きれて、
かなりアマネは運がよく、幸せだと思う。
ほんと、こんな機会をいただけるアーティストは限られているだろう。
いいモノが作れて、大変感謝している。
今回のプロジェクトを成功へと導いてくださった様々な方に、
この場を借りて御礼を言いたい。
本当にありがとうございました。
